IoTで故障やトラブルの予測精度を向上!コスト削減にも

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欧州で最大のエレベーターシェアを持つドイツの会社では、IoTセンサーをとりつけて保守するエレベーターの管理を容易にしています。センサーでモニタリングする内容は、ドアの開閉回数、乗客数、動作速度など。目的はエレベーターの各部品の寿命を正確に算定することです。同社には約2万人の保守点検のサービスマンがいますが、IoTで部品の消耗具合を事前に予測できるとエレベーターの突然の故障による緊急出動が少なくなります。エレベーターの寿命は部品ごとに異なり、それぞれに平均値があるものの、実際の寿命は使用状況と消耗度によって変化します。可能なかぎり寿命を正確に把握することができれば、メンテナンスの回数が減り、不要な人員を抱える必要もなくなるのでコストを押さえることができるというわけです。日本のエレベーター会社にも遠隔モニタリングのシステムはありますが、モニタリングの対象は自社製品のみ。開発コストが高くつく上に、分析できる対象も多くはありません。このシステムを汎用的に利用できるようになれば、世界中のエレベーターをモニタリングすることが可能になります。結果として、故障やトラブルの予測精度が高まり、メンテナンスにかかるコストを大幅に削減できるようになるでしょう。